2005年10月30日

大入り(全日本選手権最終日)

 長かったダービーもいよいよラスト優勝戦である。結果は1号艇の太田選手が逃げ切り4度目のSG制覇を飾ったのだが、スタンドを埋め尽くしたお客さんの数にびっくりした。太田選手もレースの前に濱野野選手から「すごいお客さんやで」(関東の人だから「やで」はないか?)と教えられたらしい。この日は競馬の天皇賞もあったが、スタンドの埋まり具合は互角か、それ以上だったかもしれない。津は熱心なお客さんが多いんだなあ、と実感した。
 この日は太田選手の優勝原稿(ヒーロー原稿ともいう)を書いたが、入れたい話が多くて書き上げるのに少々時間がかかってしまった。原稿に入れられなかった話では賞金王決定戦出場が厳しくなった松井選手に「お前気合入れていけよ」と激励された話とか、3年前に奈良に引越し、近くなった津は準地元であるといった話だ。津までは自宅から車で1時間ちょいらしい。ゴルフでよく訪れるそうだ。これで、純地元・住之江でSG3勝。準地元・津で1勝。地元・住之江の賞金王決定戦が楽しみだ。
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2005年10月29日

もうひとつの勝負駆け(全日本選手権5日目)

 準優はもちろん優勝戦進出を目指し熱い火花を散らすのだが、この日はそのほかにも注目のレースがあった。

 まずは7R。今垣選手が1号艇だったのだが、進入ではインを取らずに2コースに入ったのだ。初日から低調な13号機に手を焼いていた様子。何度も本体整備をしていた。パワー不足のため「インでは持たない」と考えてのコース取りも1着を奪うことはできなかった。レース後も早速整備に取りかかる今垣選手。1勝にかける執念を見た気がした。

 8Rでは今村選手が勝負駆けに挑んだ。事故点のため今節、7回出走し、無事故完走を果たさなければA1陥落の危機だったのだ。8Rを無事に終え「もうクタクタです」と苦笑い。事故点に縛られ思い切ったレースはできなかった今シリーズ。今村選手はそのことを初日からマスコミを通じてアピールしていた。ファンも承知した上で舟券を買っていたと思う。初日ドリームではインからトップスタートを決め2着。この日の前半もイン逃げで1着。改めて、その底力に驚かされた。
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なんとなく(全日本選手権5日目)

 いよいよ一発勝負の準優バトルである。準優が始まる10Rの直前、ピットに植木選手が現れた。女性レポーターが声をかける。水面を見ながら「風強くなってきたねー」と笑顔で一言。なぜか、それがひっかかった。
 準優では原田選手の強烈なスタート攻勢と、その勢いにのった烏野選手のまくりで優勝戦進出は逃してしまった。津では多くの選手がスタートが難しいと漏らしていた。風の影響を受けやすいみたいだ。もしかしたら、あの一言でスタートを意識してしまったのでは・・・レースの後、そんなことを思った。
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2005年10月28日

男前パート2(全日本選手権4日目)

 予選ラストの日。準優進出をかけたポイント争いの他に、もうひとつの勝負駆けがあった。3日目の勝負駆けで不良航法を取られた熊谷選手である。

 9R、5コースからコンマ07の渾身のスタートを決めて、ブイ際を差し、そのまま突き抜けた。勝利者インタビューでは「どうしても1着取りたかったんで。とりあえず審判に文句をいいたかった。(斡旋)拒否になるかもしれないけど、蒲郡、常滑で応援してください」とファンの前でぶち上げたのである。よほど、3日目の判定に腹を据えかねていたのだろう。勝利者インタビューを見ていた記者席からも「おお!」とどよめきが上がっていた。勝負師としての意地を見た気がした。
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2005年10月27日

水神祭(全日本選手権3日目)

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 SG2度目の参戦となる中野次郎選手が8RでうれしいSG初勝利を挙げた。エンジンは初日から好気配、3コースから差してバックで先頭に立つと2マーク先マイ。舟先がふわっと上がったときはヒヤッとしたが、なんとか押さえ込みゴールに駆け込んだ。

 レース後はおなじみの水神祭。すごいいきおいで水面に放り込まれたが、終始、満面の笑み。知っている人は知っていると思うが、中野選手はすごい二枚目。まさに水もしたたるいい男でした。
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男前(全日本選手権3日目)

 この日の3レース、熊谷選手は男前だった。2日目まで5、4、5着で、ここは1日早い勝負駆けで1号艇だった。同じレースには6コースの刺客、矢後選手。レースは平尾選手に先に6コースを奪われた矢後選手が5コースから捲っていったが、インの熊谷選手が矢後選手を張って、ふくらみながらも1着を奪取した。

 レース後のインタビューでは「差されるのはいくら差されてもいいんですけど、捲られるのは嫌いなんで」。かっこええー。

 しかし・・・このレースでまさかの不良航法をとられ減点7。勝負駆けは泡と消えてしまったのでした。
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2005年10月26日

更新遅れてすいません(全日本選手権2日目)

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 この日は、朝の第1レース前、若手お笑い芸人のステージがった。さすがにSGだけに、毎日イベントが目白押しだ。テレビでも有名な「まちゃまちゃ(魔邪)」がトリだったが、ギャグの切れ味はいまいち・・・。
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2005年10月25日

選手あいさつ(SG全日本選手権初日)

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 午前9時30分から津競艇場にあるツッキードームで出場選手紹介が行われた。ツッキードームはプロレスの興業も行える本格的なドームで4階席まで673席があるが、立ち見がでるほどのすごい熱気だった。

 あいさつで印象に残ったのは田中信一郎選手。「今節はちょっと本気を出そうと思います」。賞金王に向けての勝負駆けが期待できそうだ。あとは森秋光選手。「今節は事故点まだないんで、精いっぱい頑張ります」。気合のスリット攻勢が見られるか。西島選手は「今までのフライングの数は52本。ダービーは52回目。何か縁を感じます」。果たして栄冠は誰の手に・・・
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2005年10月24日

ダービー前検前

 競馬の菊花賞ではディープインパクトが無敗の三冠馬になりましたが、競艇のダービーはいよいよ明日が初日です。今日は前検日、初日から狙える選手をしっかり見極めたいと思います。明日のスポーツ報知は全レース、選手のコメント入りのワイド版、ぜひ手にとってみてください。

 ところで、今回のダービーでは津競艇場で面白い企画が行われます。勝利者の公開インタビューなんですが、レースが終わったばかりの選手の表情や話しを聞ける機会はなかなかないと思うので、ぜひ見に行ってほしいと思います。レース後は選手も本音が出ます。舟券の参考になるかもしれません。
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