この勝利の立役者となったのが佐賀の中尾誠。優勝戦は田中が「中尾に行ってもらって」と言った通りの展開になった。5号艇の三嶌が前付けで3コースに動き、3号艇の中尾は4カドを選択。田中は迷わず中尾マークの作戦に出た。中尾はカドからコンマ07のトップスタートを決めると、内を一気に絞っていく。インは王者・松井だったがなすすべなく後退。マーク位置の田中が「待ってました!」とばかりに突き抜けた。
中尾にとってGT優出は今回が2回目。前回は07年7月の浜名湖賞だった。その時も4コースから絞っていって、マーク位置の佐々木康幸がまくり差し快勝。中尾の隣は「優勝への近道」と言えるかもしれない。いや、次こそは中尾が「優勝請負人」を返上してまくりきってしまうのか。GT優勝戦で中尾誠の名前を見つけたら、迷わず買おうと思う。もちろん隣の選手も。
高松宮の優勝戦は、差しにチェンジしてたら、すんなり優勝出来たはず…
瓜生選手と、田中選手に義理を通す為に、握って回ったんですね。
きっと…